死後の世界はある?

父の後ろ姿

バースデイ!

今日は娘の5歳の誕生日です。
一緒にケーキを作りました。
スポンジは作れないので、買ってクリームとかでデコレーションしただけですが、
娘がチョコペンで上手にまめゴマの絵を書いたりして、写真やビデオも久しぶりに撮りました。
ごちそうも一応頑張ったので、喜んで食べてくれたのでよかったです(^v^)

今日は昼間にいっぱい勉強できたので、夜はお休みにしました。
久しぶりにお酒も飲んで、誕生日プレゼントに買ったブロックで一緒に遊んで楽しかったです♪
看護師を目指して約半年くらいになりますが、頭の中は医療関係でいっぱいです。
テレビを観ていても、外を歩いていても病院が気になったり、インターネットでも看護師情報チェックしたり。
食事をしてても参考書を見ながら、という感じです。
お行儀悪いですが、後には引けない挑戦なので許してもらうしかありません。

もうすぐ父の一周忌です。
長いようで早いです。
死人に口無しというのは、最近身にしみます。
もっといろんなことを聞きたかったし、一緒にお酒を飲んだり、
親孝行もしたかったと、死を覚悟してきたのにやっぱり後悔は尽きません。

じいじの雛人形

嘘みたいな話ですが、息子は父の霊が見えるようで、よくうちに来るようです。
2歳で話し始めの子がうそをつく知恵もないので信じるしかなく、死後の世界も考えさせられます。
葬儀が終わってすぐ、寝起きの息子が布団の上からふすまを指さし、「この人だあれ?」を連呼するのです。
今までそんなことなかったので、まさかと思い、「どんな人?じいじ?」というと強くうなずき、
今度は「じいじ、じいじ」と連呼するんです。

えーっ!?と驚きながらも、会いに来てくれたのかなとうれしい気持ちでした。
「じいじ、どんな顔してるの?」と聞くと、「笑ってる」というので、「ああ、本当だ」と信じることができました。
母はそうでもなかったんですが、父は子煩悩だったので、わたしはお父さん子でした。
娘は私だけだったのでかわいがってくれ、途中険悪な時期もありましたが、
孫が生まれると高い一眼レフカメラを母に頼んで買ったもらい、
しょっちゅう家に来ては娘の写真を撮りまくるほどかわいがってくれました。
初孫なのもあって、初節句のひな人形もローンで無理して買ってくれ、
毎年3月3日が近付くと、「ひな人形飾ったか?」と電話が入るほど。

下の子が生まれてからは、いたずらして人形の首を折ったら大変なので出さなくなり、
がっかしたまま亡くなってしまったんです。
それが、今年のひな祭りが近付き、久しぶりにひな人形を飾った日のこと。
息子が突然ベランダに向かって指差し、「じいじがいる」と言い出したんです!
もうびっくりして・・。

息子はそんな話はもちろん知らないし、本当に驚きました。
「どこにいるの?」と何回聞いても、物干しざおがある外を指さすだけ。
「お外、お外」というので娘もびっくりしていましたが、
「じいじ、ひな人形飾ったから見に来てくれたんだね」と言って手を振ると、
娘も喜んで手を振っていました。
すると今度は「じいじ、笑ってる」というんです。
それから何度か「じいじ、来た」ということもあり、そのときは喜んで手を振っています。
見えないのが本当に残念です。