昨日は日曜日だったので、子供と一緒に母のところへ遊びに行きました。
主人はツーリングに行っていたので。
母
父が亡くなってから、母は寂しそうですが、意外と元気なのでホッとしています。
母はまだ父の死を受け入れていない部分があって、生前撮ったビデオなど観れないと言います。
遺骨をこっそり小瓶に入れて、自宅に置いてあります。
母は子供みたいなところがあって、天然で、いつも父に怒られてるのに笑ってる感じの人です。
私たち子供の前でも、よく平気で「お父さん、愛してる〜」などとふざけていました。
「生まれ変わってもお父さんと一緒になる」とか、
わたしに「結婚するならお父さんみたいな優しくてまじめな人を選びなさい」と言っていました。
そんな母ですから、父が亡くなって後追いしないか心配でした。
仏さんを大事に供養する母は、毎日自分が食べる前に仏壇に今日のごはんとおかずをあげています。
母とは昔折り合いが悪く、家出したこともあったくらいですが、
孫ができると、生活面でもいろいろ助けてもらったり、感謝してます。
昨日は「勉強頑張ってるの?」と気にかけてくれました。
まさかわたしが看護師を目指すなんて思わなかったので、最初相談した時はびっくりしていました。
今から無理でしょ?って感じで。
でも、本気だってことを説明したらわかってくれて、
そろそろ仕事も辞めようと思っていたから、子供を預かることは協力すると言ってくれたんです。
本当に良かった。ありがとう、お母さん。
逆に、「一人でいると寂しくてたまらない時がある」とも言っていたので、ちょうどいいのかな?
そばに…
そういえば、ちょっとびっくりしたことがありました。
母は昔から霊感があって、よく金縛りや、足を引っ張られた、
夢の中に毎日会いに来るなど、体験がある人なんです。
父が亡くなってからは金縛りはないけど、ふとした瞬間に気配を感じたり、
側にいるというのがわかるとは言っていました。
それが、数日前の夜、ハマっている韓流ドラマ「冬のソナタ」を観ていたら、
お父さんのことを思い出してわんわん泣いちゃったそうです。
そうしたら、後ろから「大丈夫か?」とお父さんの声がして、はっきり聞こえたというんです!
「優しいから心配してくれたんだ」と、またほろりとしていましたが、これにはびっくりしました。
わたしも親友が亡くなってから初めて金縛りにあい、3度目くらいの時は
布団にくるまって目の前に立っている親友が、目だけ出していたのは今でもはっきり覚えています。
なんだか怖く感じますが、兄弟のように同居していた仲なので、
会いに来てくれてうれしいと思い、全然怖くなかったです。
逆にまた来てくれないかな、成仏できたかなと心配しています。
わたしと同じ年の子供が二人いて、離婚したので子供は親友の親が育てています。
心残りだったことでしょう。亡くなった当時、親戚中が集まった深夜、
親友の声で「死にたくない」という泣き声を、お姉さんも姪っ子たちも聞いたそうで、とてもびっくりしました。
突然の交通事故、居眠り運転で亡くなったんですが、
自分の死を理解しているなんて本当に驚き、残念でなりません。