看護師は人一倍インフルエンザ対策が必要
冬になると多くの人がインフルエンザにかかります。
看護師は病院にインフルエンザ患者が多く来るため感染予防をしておかないと自分が菌をもらう可能性が高いです。
インフルエンザの予防接種をしているだけでは対策になりません。
感染しないようにするためには日常生活の中でも日頃から気をつけておきましょう。
インフルエンザ対策に有効なもの
インフルエンザの対策として、まずは発熱をしていたりインフルエンザにかかっていたりする患者さんと接触した後の対応が大切になってきます。
必ず手洗いとアルコールでの消毒は行うことが大切です。
その際、きちんと指の間や手の甲、手首といった細かな場所まで行うようにしておきましょう。
爪を短くしておくことは患者さんを傷つけないことはもちろんですが、インフルエンザ予防にも効果的です。
また、インフルエンザの患者さんが使った体温計や血圧計などの器具は消毒をしておくようにすると感染拡大を防ぐことができます。
休憩時間はもちろんですが、勤務中も可能な場面ではこまめにお茶を飲んでのどを乾燥させないように心がけることも効果的です。
その際、殺菌効果のある緑茶を飲むと良いといわれています。
マスクはインフルエンザ予防にとても大切
インフルエンザの予防として多くの人が行っているのがマスクの着用です。
マスクを着用することは、インフルエンザの完成経路である咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐことができます。
感染している人がマスクを着用することによって他の人に移すことも防げますし、観戦していない人も予防に効果的です。
そこで、病院では看護師がマスクを着用するのはもちろんですが、インフルエンザ患者やインフルエンザが疑わしい患者に対してもマスクの着用を呼びかけることが大切です。
マスクには正しい装着方法があり、正しく着用していないと効果が期待できないこともあります。
口と鼻をマスクで覆うようにぴったりと身につけるようにすること、使用後は1回ごとに捨てるようにすることが大切です。
時々外したものを再度着用する人もいますがこれは避けるようにしましょう。
マスクを身につけることによってのどの乾燥も予防することができます。
その点でもマスクはインフルエンザ予防に優れています。
睡眠と食事に気をつける
やはり睡眠と食事は予防にとても大切です。
特に栄養バランスの整った食事は体の抵抗力を高めてくれます。
看護師は夜勤もあり不規則な仕事です。
そのため睡眠も食事もバランスが乱れがちですが、免疫力が低下しているとインフルエンザに感染しやすくなります。
インフルエンザが流行する時期はいつも以上に食事の栄養バランスに気をつけたり睡眠時間の確保に努めたりするようにしましょう。