看護師が研修やセミナーに参加をする意味
看護師として仕事をしていると定期的に研修やセミナーに参加をしなければならないことがあります。
参加が強制されると後ろ向きになりやすいですし、休日返上で参加する場合には特に憂鬱になるものです。
しかし研修やセミナーに参加することは意味があります。
今回は研修やセミナーの選び方、種類といった知ることでより意味のあるものになる情報を紹介します。
研修やセミナーの選び方
研修やセミナーは様々なものがあります。
どれも意味のあるものですが自分に合ったものに参加をしないと理解できないこともすぐに実践できないこともあるため、ある程度の吟味が必要です。
まずは自分の興味のある分野を選択するようにします。
看護の分野は幅が広いため、行われる研修も種類が豊富です。
せっかく参加をするなら少しでも興味のある分野にすると研修の内容も頭に入りやすくなります。
次に自分のレベルに合ったものを選ぶことも大切です。
最近では看護師のスキルをレベルに分けクリニカルラダーやキャリアラダーといった言い方をする医療機関が増えています。
研修もそれぞれのレベルに合ったものがあるので、自分のレベルに合ったものを選ぶことで研修内容の理解がしやすいですし実践しやすいです。
ただしクリニカルラダーはまだ新しい試みであるため区分けの内容は統一がされていません。
そのためレベルを確認するためには研修の内容確認が必要です。
目的をもって参加をする
自分が希望して研修に参加をする場合にはしっかりと目的をもって参加をします。
しかし中には半強制的に指名されて参加をするものもあり、そういったものはなかなか自発的に参加ができないものです。
せっかく参加をする研修なら少しでも有意義なものにしないと時間の無駄になってしまいます。
少しでも楽しめるようにするためにも研修の目的を明確にしましょう。
参加をする前に研修の内容を確認して疑問や質問が出てくることがあれば、質問事項をメモとして準備しておくと当日の研修で解決できたり質疑応答で質問して理解できたりします。
内容によっては研修内容を予習しておくことで当日の理解がスムーズです。
このように少し内容を確認して当日の目的を理解するだけでも研修の内容の理解度や参加のモチベーションが違ってきます。
中でもスキルが身に付く研修は人気が高いですし、当日の目的が理解しやすいです。
スキルが身に付く研修は種類も幅広く、小児看護や褥瘡、救急看護などがありますし中には資格を取得できるものもあります。
自分の興味のあるもの、身につけたいスキルのものを選ぶと興味を持って参加ができるだけでなく、すぐに看護の場でスキルを活かすことができるので有益です