看護師の「あるある」を考えてみた

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看護師をしていてよく見かける人たち

看護師資格者のうち最も多くの人が勤務しているのが病院です。
特に経験の浅い若い時期には、大病院で複数の診療科を経験することがよくあります。

国立病院や地域の基幹病院では一日を通してかなりたくさんの人が訪れます。
また医療に関わるスタッフの数も非常に多くなるので、ほんの数年の勤務でもたくさんの人と接することになります。

全国の病院の様子は様々ですが、看護師として現場にいるとよく見かけるタイプの人がいることに気が付きます。
看護師同士で話をするとそんな「病院にいる人あるある」で盛り上がったりするものです。

まず入院患者さんでよくいるのが「文句ばかり言っている人」「何度言ってもルールを守らない人」など困った人たちです。
入院中のストレスはおそらく相当のものなのでしょうが、そのイライラを看護師にぶつけるのはやめてもらいたいものです。

それともう一つ入院患者さんによくあるのが「愛の告白」です。
入院中の男性から本当に突然に「好きだ!愛してる」と言われたり、プロポーズを受けたりといったことも若い看護師さんならかなりよくある話です。

エスカレートするとセクハラ行為をしてくることもあるので、患者さんと上手に距離感をとっていくということも看護師としての重要なスキルと言えます。

また看護師の傾向として「元気のよい新人看護師」と「冷静なベテラン看護師」があります。
面白いのが患者さんとして通院してくる人は、最初は元気がよくて明るい新人看護師さんに手当してもらうのを喜ぶのですが、何回か通院してくるとベテランの方がよいと言い出すということです。

おそらく新人看護師さんは元気はあっても医療行為に慣れていないので、かなり痛かったり間違ったりするからでしょう。

看護師の職業病?と思う瞬間

看護師として長く仕事をしているとついてしまう習慣があります。
看護師の職業病だな、と思った瞬間としてはまず「人の腕を見たときに血管の位置を探してしまった」ということがあります。

仕事中でないのに半袖でいる全くの他人の腕を見て瞬時に「採血しやすそう」と思った経験は看護師なら一度はあるのではないかと思います。

それと笑えない習慣の一つとして、夜勤明けの財布のゆるさというものがあります。
看護師の仕事は給与額こそ高めですがシフトがたくさん入れられているとそれを使う暇がありません。
そこでささやかな贅沢気分を味わうために、夜勤シフトあけの帰り道にはつい高いものを買ってしまいたくなります。

食べきれないくらいにジャンクフードを買ってみたり、ちょっと豪華なメイク用品を購入してしまったりします。
判断力が弱まっているのかもしれませんが、買い物がストレス解消になってしまっていてちょっと危険かなと思っています。