ポジティブな父に助けられる

別に遠く離れているわけでもないのに、隣の横浜市に住む両親に会いにいってあげられなくなって、もうすぐ3年が経ちます。

先日父のもとへ、高齢者ワクチン接種の予定連絡がきたそうでようやく、少しほっとしているところです。

父はもう80歳を過ぎていますし、母も79歳。
孫を連れて行ってあげたいけれど、感染の心配から控えていました。

ワクチン接種したからといって、すぐに訪ねることはできないと思うので、おそらく今年も会いにいくことはできないのかなぁと、憂いています。
うちの息子が小さかった頃、父や母がよく面倒をみてくれました。育児の洗練を受け、追い詰められていた私は、息子につらく当たってしまいまうこともしばしば。息子も同じく追い詰められていたことを気に病んで、いつも助けてくれたのは父と母。

ストレス社会において、病みそうになっている子育て世代の親子と高齢者はお互いに助けあって支えてくれていただと今、実感しています。

ポジティブな父に助けられる

父の方は健康なのですが、母は認知症が進み始めている状態。

父と母のことを電話で話すと
一緒に出掛けた先で、トイレに行っている間にどこか迷子にになってしまったり、同じ話を繰り返したり、料理が作れなくなってしまりといったことが度々あるといいます。

年老いた両親のそばにいて、もっと頻繁に会うことができれば、助けられるのに、ともどかしい思いでいます。

しかし、何においてもポジティブでプラス思考の父は一切弱音を吐かないのでとても心強いです。

父は自分が、母の介護を通してできることが増えたことを、私に自慢してきます。
これまで家事の一切を母に任せていた父ですが、家事をやらなくてはならなくなってしまいました。
しかし、全然嫌では無いようで、むしろ楽しんで掃除・洗濯をしているみたいです。

特に日々の料理作りには凝っていて、タブレットを使いこなし、自分で検索をして食べたい料理に挑戦し、作った料理の写真をSNSに投稿していて、「いいね」をたくさんもらって喜んでいます。

私が息子や夫のために作っている料理の方が、ずっと手抜きだったりするのに対し、父の料理はすごっく、ヘルシーで栄養があって、こっちがハッとさせられる料理を作ってきます。

品数も多く栄養バランスがとれている両親の食卓をみると、私も家族の健康を守るため頑張らないと!と気合を入れ直すきっかけを作ってくれます。

そんな父はこれまでにないくらい、グルメになってきたので、この夏のお中元ギフトには

👇️を贈ろうと思っています。

母もうなぎが好物なのできっと喜んでくれますし、父も元気になってくれると思います。

近くなのに離れて生活しなくてはならなくなってしまって余計に心配ごとが大きくなってしまっている今日この頃。

80代の元気な父の生命力あふれる

からはたくさん学ぶことがあるなーと感じました。

早く、孫を連れて会いに行ってあげたいし、どこか旅行でも一緒にいけたらなーて思っています。