夜勤中に眠気が襲ってきたらどうやって対処する?
どんなに体力を日頃から整えていて、仮眠をしっかり取っているとしても、夜勤中に眠気が襲ってくることは避けられません。
眠気は夜勤にはつきものですが、業務にミスが出るようではどうしようもありません。
今回は、万が一夜勤中に眠気が襲ってきたときの撃退方法についてご紹介しましょう。
まず、眠気対策に最も有効なのが「カフェインを摂取する」ことです。
エナジードリンクやコーヒーに含まれているカフェインは、摂取すると15分後ぐらいに効果が出てきます。
緑茶や紅茶にもある程度の覚醒作用はありますが、コーヒーよりも効果がゆっくりと現れるので、夜勤中はコーヒーがおすすめです。
冷たい水で顔を洗うのも効果的ですので、ぜひ実践してみましょう。
目の疲れなども冷たい水で解消することができますし、スッキリと目が覚めること請け合いです。
顔を洗えないような状況の場合には、冷たい水を含ませて絞ったタオルなどで代用することもできます。
アイスノンを顔に当てるのも効果的なので、一度やってみるといいのではないでしょうか。
体を動かしたり同僚とおしゃべりをしたりする
眠気をできるだけ早く冷ますためには、体を動かしたり同僚とおしゃべりをしたりするのも有効な手段です。
夜間巡回に出てみるのも良いですし、軽いストレッチを行うのも効果があります。
ストレッチと言っても場所を取らずにできるエクササイズがたくさんありますので、夜勤用にいくつか見つくろっておくといいでしょう。
同僚とおしゃべりをすることによっても、頭が早く目覚めます。
眠気を覚ますためには、次の旅行先や来週の友人の結婚式など、楽しいことを考えるのもいいアイディアです。
「この次の休暇はどこに旅行に行こうか」「どんなホテルに泊まって何を買いに行こうか」「来週の上司の結婚式には何を着ていこうか」などと考えることによって、頭を早く目覚めさせることができます。
楽しいこと、前向きなことを考えることによって、夜勤のストレスを軽減させることもできます。
思い切って仮眠をとってしまう
夜勤中、眠いのを我慢していないで思い切って仮眠をとってしまうのも悪い方法ではありません。
仮眠といっても1時間以上寝る必要はなく、15〜20分程度の短いものでもかなり体の疲れが取れます。
仮眠を取るときは、アラームをセットして寝過ごさないようにしましょう。
夜勤の中でも、特に眠気に襲われやすい時間帯というのはだいたい決まっていますので、自分なりの対処策を考えておくことも重要です。
たとえば夕食の後などは眠くなりやすいので、食後は座らずに廊下などを歩いて軽く体を動かすような習慣をつけるのもおすすめです。
外の空気を吸って深呼吸するのも効果があります。