子供の服を洗濯する際に気をつけていること

洗濯ものを持つ女性

ポケットの中を点検する

子供の洋服のポケットには、思いがけないものが入っています。
よく確認しないまま洗濯して失敗してしまったという例に事欠きません。
どんぐり、石、砂、小枝など、ポケットの中には子供が目いっぱい遊んだ証がいっぱい。

でも、洗濯してしまって一番ショックなのはティッシュでしょう。
洗濯機のフタを開けた時に、洋服にティッシュのクズがびっしりこびりついているのを見てげんなりすることは、誰にでもあるはず。
洗濯機に入れる前に、子供のポケットは忘れずにチェックしないといけません。

それでも、人間ですから忘れてしまうことは誰だってあります。
ポケットのティッシュに気づかずに洗濯してしまったら、そのまま乾燥させて、洋服が乾いてからガムテープやコロコロなどを使って取るのが基本の取り方です。

また、柔軟剤やお酢を使って取る方法もあります。
方法は、柔軟剤を入れて、すすぎ1回、脱水1回の設定にするだけです。
洗濯物を干して乾燥させたら、パンパンとたたいて落とします。お酢の場合も同様です。
45ℓの水に対して50CCのお酢を入れてください。
洗濯物が乾いたら、パンパンとはたいて落としましょう。
柔軟剤も、お酢もティッシュを取れやすくする効果があります。

子供に服は別々に脱ぐように教える

子供の洗濯物で困るものに、服を重ねて脱いでそのまま洗濯機に入れるということがあります。
裏返ったまま重なったトレーナーとシャツ、パンツと長ズボンなんて、一緒に脱がれるとバラバラにするのがめんどうですね。
靴下は裏返しか、ズボンの中に丸まっている。子供を保育園に送っていかなければいけないし、自分も出勤前に家事を終わらせていきたい…。
なのに、スムーズに洗濯物を干せないイライラときたら、本当にストレスです。

ですから、子供が服を脱ぐときには、アイテムを別々に脱ぐように根気よく教えていきましょう。
三つ子の魂百までです。
子供が小さいうちから教えておかないと、本人が後で苦労することになります。

また、子供が夏休みなどに入ったら、洗濯物を干すのを手伝ってもらうといいでしょう。
自分で大変さを経験しなければ、いくらしつこく口で注意しても治りません。
洗濯物を一緒に干しながら「裏返ってたら大変でしょう」「重ねて脱いだらひきはがすのがめんどうでしょう」「これからは、別々に脱ぐようにしようね」と実際に体験させて教えていくのが一番です。

洋服を裏返して脱いでも、重ねて脱いでもきれいになって戻ってくるのが当たり前だと思われては、子供のためになりません。
子供はすぐに忘れてしまいます。
こういったものは1回で治すことはできません。
根気がいりますが、辛抱強く教えていきましょう。