親としてショッキングな出来事
息子は楽しい学校生活を送っているものだと思っていましたが、実はそうではないことがわかりました。
私の息子は目が悪いため、メガネをかけていることを同級生にからかわれているようなのです。
あまりにもしつこくからかわれたので息子は我慢できずに学校で大泣きしてしまったそうなのです。
担任の先生から連絡を受けて初めて知ったのでとても驚きました。
息子は私に相談もできず、一人で悩み苦しんでいたのだと思います。
全く気付いてあげることができず、本当にかわいそうなことをしてしまったと反省しています。
子供同士の仲直りは早い?
先生の見解では、今回の問題はまだいじめではなく、子供同士が遊びの延長でからかってしまったのではないかとのことでした。
念のため先生が間に入って仲直りをするように指導したところ、息子をからかっていた子供は素直に謝り反省をしているそうです。
息子も快く許すと言ったそうで、今は二人ともわだかまりなく仲良くしているようだと教えてくれました。
まだ小さな子供なので、このような事例は頻繁にあるそうです。
その度に担任の先生は仲介をして、問題解決に向けて子供に解決策を促しながらわだかまりを残さないように指示しているとのことでした。
でも、私にとってはどこか面白くない気持ちが残る事件となりました。
先生の見解ではいじめではないとのことでしたが、学校で大泣きするほど悔しい思いをさせられて、精神的に大きなダメージを負っているのでいじめ以外の何物でもないと考えています。
ただ、子供達の間では既に解決済みの事なので、これ以上荒立てるつもりはありません。
それでもまた同じような事件が発覚した時には、相手の親に説明を求めたいと思います。
いじめは「小さい芽」から摘み取ることが大事
子供同士の関係は平和が一番だけど、何かしら問題が発生するもの仕方ないことだと思っています。
今回は息子が「被害者」の立場でしたが、今度は息子が「加害者」になってしまうかもしれません。
どんなに些細ないじめであっても、行動がエスカレートして社会問題化するほどのいじめに発展する可能性もゼロではありません。
特に小さな子供は何が良くて何が悪いという線引きがあまり理解できていないからこそ、大きな問題に発展しやすいのだと思います。
以前、他の学校に通っている友達から聞いた話では、いつもふざけてじゃれ合っていた子供達が、ふざけて階段の後ろから突き飛ばしてしまい、大けがをさせたという事例がありました。
物事の善悪が判断できない時期だから仕方ない結果だったでは済まされる問題でありません。
打ちどころが悪ければ、命の危険に発展するかもしれないような事例です。
このような問題が起こり得る可能性があるからこそ、きちんと話し合いをして大人がいじめのない環境を整えることが大事だと思います。