すれ違いの日々
私の勤めている病院では、三交代制のローテーション勤務が採用されています。
8時~16時半までの日勤、16時から0時半までの準夜勤、0時~8時半までの深夜勤を3つのグループで交代しながら勤めていて、日勤、深夜勤、準夜勤と勤めたら1日休みです。
日勤と深夜勤のあとは次の勤務までに8時間もないので、文字通りハードなスケジュールです。
この様な感じで、2日働いて1日休みというローテーションを続けています。
当然、主人や子供とはすれ違いの多い毎日です。
まだ幼い子供たちとの生活よりも、自分の仕事を優先させているという後ろめたさを感じないわけでもありません。
はじめは反対していた主人に、学童の送り迎えや生活全般にわたるサポートをさせているのも、申し訳ないと思っています。
自宅の近くに私の実家があり、両親も手を貸してくれているから出来る生活で、感謝してもしきれません。
せめて休みの日には家族のために出来る事をしたいと思って、食事の作り置きを作ったりして頑張っている状態です。
学校が終わった子供を家で迎えてあげることがなかなか出来なくなりました。
学校が終わると私が仕事でいない日には学童保育に行き、仕事を終えた主人がお迎えに行きます。
上の子は淡々とこの生活を続けていますが、下の子は淋しいと泣く事も多く、負担をかけているのは間違いのない事かもしれません。
ですので、家にいる時は出来るだけ子供との時間を大事にしたいという思いは強く持っています。
一つだけでも
いつかテレビ番組で、子育てを完璧に出来ない事を悩む必要はなく、何か一つでもこれだけはやったと言える事を続けていけばよいといった言葉を耳にした記憶がありました。
それがずっと胸に残っていた私は、子供を寝かしつける時の絵本の読み聞かせは、在宅の時はどんなに忙しくてもするように決めています。
子供の寝る時間は、日勤明けで深夜勤の前と言う時などは、ちょうど眠りたい時間に当たるのです。
ですが、子供もちょうどリラックスできる時間なのか、この時間が一番素直な子供の声を聞けるような気がして、私の宝物にもなっています。
仕事を覚えて1人前になったら日勤のみの仕事に変えようとは思っています。
あと3年ほどと考えていますが、子供にとって母親がまだまだ必要な時期にこのような生活をすることに、不安がない訳ではありません。
家事と仕事の両立は甘い事ではないのだとひしひしと感じていますが、自分で決めた事なので、精一杯勤めていきたいと思います。