お風呂が嫌いな理由は?
1日の疲れが取れてリラックスできるお風呂も、子供にとっては大嫌いなルーティンの1つです。
疲れて仕事から帰って、やっとの思いで食事をさせ、あとはお風呂に入って歯磨きして寝かせるだけ。
なのに、1日の終わりに子供が「お風呂が嫌だ」と泣いてぐずると、疲れが倍増しませんか?
どうすれば子供のお風呂嫌いを克服できるのでしょうか。
お風呂嫌いな子供は、過去に嫌な経験をしたことがあるはずです。
シャンプーが目にしみた、顔にお湯がかかった、お湯が熱い、耳や鼻にお湯が入ったなどの経験があるためお風呂を嫌がっているケースがほとんどです。
いつもは嫌がらないけどたまに嫌がる子の場合は、疲れていたり眠くて機嫌が悪い、具合が悪いなどの理由が考えられます。
お風呂がなぜ嫌なのか、お子さんがリラックスしている時に聞いてみましょう。
理由を聞いても怒ってはいけません。
「それは嫌だったね」と共感してあげることが大切です。
お風呂嫌いを克服する方法
嫌いな原因がはっきり分かっていれば克服するのはそれほど難しくありません。
シャンプーが目にしみるのが嫌いな理由の場合、低刺激で目にしみにくいシャンプーを使うなどで克服できる可能性があります。
ブラッシングと湯シャンにする、シャンプーハットを使うなどでもいいでしょう。
ベビー用シャンプーでも目にしみるので注意しましょう。
ジョンソンベビー全身シャンプー泡タイプは、目にしみないのでおすすめです。
無添加ブランドのシャンプーもいいでしょう。
湯シャンは、それだけでは頭皮の臭いが落ちないので夏はおすすめできませんが、どうしてもシャンプーを嫌がるお子さんには応急処置的におすすめです。
お風呂に入る前によくブラッシングしてからお風呂に入り、シャワーや手おけで流すだけなので簡単です。
嫌いな原因が、「顔がお湯にかかる」という場合はシャンプーハットを使ってあげましょう。
もしくは、シャワーの圧力を弱くする、遊びの延長で子供自身で顔にかけさせ慣れさせるなども検討したい対策方法です。
小さい子が顔にお湯がかかり嫌がるのは、命の危険を感じるからです。
大丈夫だよと優しく声掛けし、遊びながらお湯に慣れさせるといいでしょう。
お湯が熱いということで嫌っている場合、お湯の温度を調整をしてあげましょう。
はじめは湯量を少なくし、だんだん増やしていくのがおすすめです。
耳や鼻にお湯が入るのが嫌で、シャンプーハットも嫌いな場合、ガーゼなどでガードしてあげるのも効果的です。
また、疲れや眠さで機嫌が悪い、夕飯の後に入浴すると眠くなってしまうという場合は、ご飯の前に入浴してみましょう。
具合が悪いのかも、という場合は、お湯で濡らしたタオルやガーゼで体を拭く程度にしましょう。
無理にお風呂に入れると、より嫌な思い出となってしまう可能性があります。