遊んでよい時間を決めておく
小学生になると、子供たちだけで遊ぶようになります。
外で遊んでくれればいいですが、家に遊びに来られることも避けられません。
子供のお友達が家に来るのが苦手というお母さんは多いですが、苦手を解消するためには、ある程度ルールを設けることが大切です。まずは、遊んでいい時間を決めましょう。
いつまでも帰らない子供はストレスになります。
お友達が来たら「うちで遊んでいいのは何時までだから」とハッキリ伝えておきましょう。
そうすれば、お友達もそのつもりでいてくれます。
それでもなかなか帰らない子には、毅然とした態度を示しましょう。
特にゲームをしているときは、キリがないので、早めに声がけして「あと10分」「あと5分」と知らせます。
そして、帰る前には自分たちが遊んだおもちゃを片付けるように言いましょう。
帰る時間が近づいたら「お片付け開始」と声をかけます。お友達が帰った後に後片付けするというストレスをなくすことができます。
入ってはいけない部屋を決めておく
子供部屋があれば、子供部屋だけで遊ぶように言いましょう。
遊びに来ても自分の目につかなければ、ストレスはかなり軽減できます。
親の目が届かない場所で遊ばせるときには、大声や音がしたら見に行くようにすれば、子供たちは大人に見られているということが分かるので、多少気をつけます。
子供だけにしておいてケガなどをされても困りますから、牽制の意味でもときどき顔を出すと良いでしょう。
鬼ごっこやかくれんぼが家の中で始まり、勝手に寝室やクローゼットに入られたという経験をしたお母さんもいます。
そうしたトラブルを避けるために、最初に「子供部屋だけで遊ぶ」「他の部屋を開けたり、入ったりしない」と約束させましょう。
ルールを守らなければ、もう家では遊ばせないとしっかりと伝えることが大切です。
子供たちは、しっかり伝えれば理解できます。
子供たちにとって、ルールを守ることで楽しく遊べることを学ぶ良い機会です。
よくないことは注意する
お友達が勝手に冷蔵庫を開ける、窓から物を投げる、子供のおもちゃを壊す、下の子供にいじわるをするなどの行動が見られたら、お友達に直接注意してあげましょう。
その際に注意すべきなのは、自分の子供や他の子供の前で叱らないことです。
人前で叱られると、子供であっても恥ずかしい思いをしたり、プライドが傷つけられてかえってひねくれた行動をとる場合があります。
きちんと注意すれば、子供であってもしてはいけないことが分かります。
子供と同じ気持ちで接しましょう。
子供たちが集まればトラブルはつきものです。
どうしたらトラブルを避けられるか考え、事前にルールを伝えて不要なトラブルを回避しましょう。